男女問題、多様化複雑化

今は我が日本は
世をあげてデジタル社会へ移行、
システム化に向かって成果を導くのは簡単ではなく、
それでも今年の9月のデジタル庁開設へ向けての
筋道をつける努力がなされている途上にある。
 
ところが一歩で、全くの、
筋道をつけるにはあまりにも複雑な社会的な難問が
話題になっている。
 
 
 
それが古今東西
表沙汰になりにくく世論を沸かせるることもなく、
静かに水面下だったのが、
にわかに大騒ぎになっている、
同性問題だ!
 
いわゆるゲイやレズと呼ばれる分野の
裁判沙汰が投げかけた波紋は、
憲法改正問題にまで広がりつつある。
 
今回の札幌地裁のくだした焦点としては、
同性同士の結婚が認められないのは、
法の下の平等を定めた憲法第14条に反する
と言う決断が、波紋を呼んでいる。
 
 
 
顧みれば平成27年
東京都渋谷区が
同性カップルを結婚に相当する関係とみなす条例を制定した結果、
同様の制度が全国の自治体に広がり、
同性婚をめぐる議論が活発に行われるようになった。
 
 
 
多様な価値観は歓迎されることだが、
一方で今回のような裁定がなされると
憲法24条の、婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し、
夫婦が同等の権利を有することを基本として、
相互の協力により維持されなければならないと、
うたわれていることとの整合性がとれない。
 
 
 
ここで言う両性及び夫婦は、
明らかに男女を意味していて、同性ではない!
 
同性婚を可能にするならば
憲法改正をしなければならないことになる。
 
 
 
今後この問題は大きな矛盾を孕みながら
人々の重い課題として広がりを見せるだろう。
 
 
 
深刻な課題を投げかけている現在と未来のために、
どのような調整が必要なのだろうか?
 
長い苦難の道が予想される。