情報革命はまだ進化中! 子育てやテレワークに見る変化は!!

ここしばらくは、
新型コロナウィルス拡大防止の
ワクチン接種の情報が
インターネット上の主流を占めている。
 
そこに、さらに複雑にしているのが
 
開催が間近になり、
中止か延期かの議論が激しくなって、
議論の中心が複雑に
絡み合っている状況が続いている。
 
 
 
2000年にインターネットによって
幕が切って降ろされた情報社会。
 
わずか20年間のあいだに
さまざまな問題を曝け出している。
 
 
 
例えば
コロナの打撃によってもたらされた外出自粛は、
テレワークに一斉に切り替わり、
従来の通勤スタイルが一気に置き換えられた。
 
その普及状況は7割にも達し、
今後の社会構造の主軸とみなされた。
 
 
 
それがどうだろうか?
 
議論は盛んに盛り上がるが、
実態は元の木阿弥で、
ズルズルと従来の通勤スタイルに戻りつつある。
 
長年の習性で慣れ親しんだオフィス出勤が復活し、
通勤地獄も日常的になりつつある。
 
しかし一方で着実にテレワークの革新は続いており、
対面が不可欠だった営業業務も、
ウェブ上に置き換えられ、成果を上げつつある。
 
 
 
変革期にはこうした革新と後退が
交互に見られるのは、よくある現象で、
少しずつ未来形が主流になっていく。
 
その背景には
現状の企業形態では生き残れないと、
大胆な業務改革を
真剣に推し進めている企業群の存在が大きい。
 
今回大きく打撃を被った鉄道や航空産業は
大胆なDXで蘇みがえろうとしているし、
家電を中心に大量製品の販売から、
サービス産業へとシフトしつつある事例も
増大している。
 
 
 
200年続いた産業社会からの脱脚は、
わずか20年位の情報社会では、
ほんの入り口に立ったに過ぎない。
 
 
 
さらには
少子高齢社会が立ちはだかっている今後に欠かせない、
医療の遠隔診療や、
子供の未来を決定づけるオンライン教育制度など、
テレワークの定着化も含めて、
今後10年、20年のスパンで、
未来社会に定着していくのが予測される。
 
 
 
情報社会の入り口の現在、
デジタルが定着した社会像が
どんな状況なのかは、未知数で不明である。
 
しかし歴史が時代を変革したように、
その時代に生き続けるための努力と英知は、
私たちの責任にあるのは
確かなことであるのは間違いない。