ワクチン接種への期待と変化

菅総理が政治生命を傾けたワクチン接種。
 
 
 
コロナ対策には最も有望な手段として
ヨーロッパ諸国は早々とワクチン接種を実施。
 
その結果、マスクなしでカフェで談笑したり、
スポーツや音楽の大観戦が自由になり、
生活文化の幅が広がったと報じられた。
 
 
 
遅れてワクチン接種に乗り出した日本も
最近ではワクチン2回接種率が約4割までこぎつけた。
 
大半の人々は、2回接種に臨み、
自分の感染予防と他人に対しての配慮の期待を込めて、
蔓延防止に努めた。
 
しかし、最近になって
どうやら2回の接種では効力が低下してしまい、
万全ではなく、3回目の接種案が取り沙汰し始めている。
 
情報源の正確性を確かめるまでもなく、
ワクチン2回接種に万善の思いを込めていただけに、
がっくりと失望!
 
前向きに気力を奮い起こすのに時間がかかってしまう。
 
 
 
そうした情勢の中にあって、
ワクチン接種の証明書の発行が、
予防と経済促進の両立を目指して、
取り沙汰され始めた。
 
 
 
確かにビジネスの促進のテコにするのは一理あるが、
ワクチン接種をよしとしない人達にとっては、
不公平感が否めない。
 
政府の基本方針では、感染拡大地域でも
県をまたぐ移動は原則として認められることになり、
交通関連各社にとってビジネスや観光への足がかりが期待される。
 
 
 
新型コロナウィルス対策の行動制限に関わる基本方針は、
この秋から制限が緩和されることになる。
 
 
 
日常生活を取り戻し
景気浮上などの効果が期待される一方で、
エンターテイメント業界や運輸業界、
そして学校生活など様々な現場で、
ウィズコロナの新たな対応が求められそうだ。
 
 
 
コロナも変種が次々と出ている状況から、
コロナの収束は簡単には訪れそうもなく、
私たちの日常生活の行動規範を創意工夫する時代に
突入していることの自覚と覚悟が必要と思われる。