文化、 1804年から1818年、文政、 1818年から1830年、
現代でも世界が評価する浮世絵。
中でも長寿を誇った葛飾北斎はヨーロッパでは今でも最も知られた絵師である!
先般大英博物館で開催された国際展は異常とも思える盛り上がりだったが、
文化文政の頃はとりわけパリでの評価が高く、当時主流だった印象派のマネ、
そしてゴッホなどが受けた影響は、彼らの絵に見られる!
私たちは戦後間もない時代に育ち、西洋に追いつけ追い越せの中、
しきりにヨーロッパの絵画の足跡を学んだが、
ヨーロッパは逆に日本によって多大な影響を受け入れたのである。
葛飾北斎の東嶽 三十六景に見られる構図の大胆さは、
現代でも最高傑作として評価が高い!