2021-01-01から1年間の記事一覧

38項目のメッセージが並んだ求人広告

ユニクロの経営母体、 株式会社ファーストリテイリングが、 実にユニークな広告を掲げた。 全ページに38項目の文字列が並んだのは、 求人広告でもあり、企業広告でもある。 求む。 と書かれた大文字の下には、 服を変え、常識を変え、 世界を変えていく 人。…

子ども家庭庁への期待と不安

岸田内閣は2021年12月14日、 新組織として、子ども家庭庁の立ち上げ、 活動方針を明らかにした。 当初子ども庁としていたのを、 子どもの課題は、家庭抜きでは、解決に至らないとして、 今回の名称になったものと考えられる。 現在子供にかかわる問題は山積…

人型ロボット技術、介護などに活用

ソニーグループは 人の手の繊細な動きを再現することができる 新たなロボット技術を公開した。 触ったこともない未知の感触に対して、 物体の距離を測ることなどで、 特別な未知の物体でも 丁寧に取り扱うことができる。 このテクノロジーは 介護の現場など…

デジタル化の推進とシニア層のマッチング

誰1人取り残さない! ことをスローガンに掲げて、 岸田首相のもとに総務省とデジタル庁が、 シニア層にスマートフォンを使った 行政サービスの申請方法などを教える、 デジタル活用支援員による講座拡充に向け マッチングさせるシステムを開発することがわか…

10万円給付の解決策は!? もらえる対象ともらえない対象の区分

子育て中の世代などからは歓迎の声が聞こえるが、 一方で年齢や所得による制限で、 対象者か否かの線引きがなされていることに関して、 多様な批判が上がっている。 こんかいの目的は経済対策なのか? それとも 経済困窮者支援なのかが 分かりにくい点に課題…

子育て支援がプッシュ型に!! データの一元化で推進。

岸田内閣の子育て支援に関する パッケージの全容が整ってきた! その骨子は、 子供に関する政策を一元管理する 子供庁の創設に向けて具体的な推進を 始めていること。 深刻さを増す少子化や虐待などの課題が コロナ禍に見舞われ、 一段と深刻になっており、 …

働く女性の自殺3割増の歪み

政府は 令和3年度版の自殺対策白書に 基づいた検討を行った。 それによると、 新型コロナウィルス感染が拡大した 昨年の自殺状況は、 過去5年間の平均と比較した結果、 働く女性の自殺が約3割も増えていることが判明、 その原因分析が発表されている。 女性…

コロナ対策。 最後の砦、飲み薬への期待。

新型コロナウィルス対策の 切り札として期待されているのが、 飲み薬の実用化。 岸田文雄首相も飲み薬の実用化を 感染対策の重要課題として位置づけ、 開発の先頭を走る米製薬大手の 緊急使用許可申請の動向に注力している。 実用化が許可されれば、 簡単に…

明日の日本。衆院選の行方。

投票日が2日後に迫った東京郊外の住宅地は、 選挙の騒音は無くのどかでひっそりしている。 新聞やテレビ放送を見ると、 自民党も楽勝とは行かず、 接戦に陥っている選挙区がそれなりにあり、 投票の蓋を開けてみないとわからない地域が、 当初の予想より多い…

デジタル社会の未来

今年も、新型コロナウィルスの打撃によって、 各地の小中高校の数多くの活動が制約を受け、 中止に追い込まれた運動会や学芸会などの思い出が 少ない状況に学校側は苦慮している。 中でも最大のイベントである 卒業のアルバム作りに頭を悩ましている。 通常…

百貨店のショールーム化

相次いで大手百貨店が、 店舗とデジタルを融合させた 売り場作りに取り掛かっている。 若い人たちにはすっかりお馴染みの インターネット通販を誘致し、 売り場にはサンプル商品だけで、 お客はECサイトから購入する! 今までのように、 商品さえあればその…

10月10日は、デジタルの日

コロナ禍が大きなきっかけとなって 急速に変化し始めたデジタル社会。 菅総理が熱意を注いだ結果、 デジタル庁が実現し、 それを踏襲した岸田内閣によって 担当大臣も44歳の若き女性、 巻島かれんさん。 AIやICTの分野で 世界から回収遅れと言われ続けた日本…

コロナで変わる働き方や企業のあり方

最近、企業側が 勤務地を問わない求人を増やし始めていると言う。 日経新聞9月27日月曜経済監察記事 新型コロナウィルス感染拡大の影響で、 ビジネス界にどんな変化が具体的に起きているのか? 転職支援サイトのビズリーチの実態から見えてくるのは、 約6割…

痛ましいほど保育園バスでの熱中死

7月終盤の猛暑の日に、 5歳の私立保育園の園児が、 送迎のバス内に取り残され、 熱中症で死亡する事件が起きた。 園児は9時間近く車内に閉じ込められており、 バスの乗り降りに際しての確認不足が招いた、 いたましすぎる惨事。 調査の結果によると バスは午…

緊急事態延長に見るリモート授業の課題

コロナウィルスの感染防止に伴う 緊急事態宣言が再び延長された。 この対応策に、 19都道府県のリモート授業のばらつきが 問題視されている。 そもそも小中高におけるリモート授業は、 コロナウィルスの感染防止が本来の目的ではない。 社会のデジタル化が進…

ワクチン接種への期待と変化

菅総理が政治生命を傾けたワクチン接種。 コロナ対策には最も有望な手段として ヨーロッパ諸国は早々とワクチン接種を実施。 その結果、マスクなしでカフェで談笑したり、 スポーツや音楽の大観戦が自由になり、 生活文化の幅が広がったと報じられた。 遅れ…

イタチごっこのコロナ感染防止対策

残暑の厳しい暑さが続く中、 東京パラリンピックが、 激戦が連日にわたって繰り広げられている。 卓球戦では、ラケットを口にくわえ、 かまえの玉は足で繰り出すケースや 水泳では、手のひらで水をかいて前進するのに、 手先がなく金メダルを獲得した選手な…

子どもの本質は、いつの時代でも不変!

長寿テレビ番組、徹子の部屋に、 80歳代の草笛光子が登場。 2人の第二次大戦の経験を懐かしげに語り、 学徒動員や爆弾で危ない都会から田舎への疎開等について 記憶を手繰り寄せていた。 そういえばあの名作、 窓ぎわのトットちゃんも、 出版40周年を迎える…

一瞬で平穏は消え去り、世界の合意形成には75年間も!!

8月6日午前8時15分。 1分間の黙祷によって 76回目の記念式典が執り行われた。 この長く悲惨な時間の経過の中で、 とりわけ小学生の子供代表の挨拶が、 深く胸に刻まれる。 人々が、なんとしても世界平和をたくしたい 子供や孫の世代の象徴だから! その曇り…

新たな世界へ。 オンラインコミニケーション

東京オリンピックの波紋は、 様々な局面で大きな社会的課題をもたらすに違いない。 はからずも、 新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、 ほとんどの種目が、 無観客観戦で行うという前代未聞の開催方式。 通常の概念で言えば選び抜かれた選手の戦いを、 …

TOKYO2020

新型コロナウィルスの打撃によって 異例の1年延期の末開催の TOKYO2020 7月23日の開会式に先立って、 121日まえ、聖火リレーが全国47都道府県を駆け抜ける。 その人選は地域にとっては かけがえのない人たちが選ばれ、 年齢は12歳から109歳の約10,000人。 12…

富岳の設計思想と日本の未来展望

スーパーコンピューターの世界で 世界ランキングが3期連続で4冠を 達成した国策コンピューター富岳。 京の100倍の性能レベルでの計算能力の比較レベルではない! 開発にあたっての目的を明確にし、 どんな分野でどんな専門家が、 何のために活用するのかが、…

大企業の命運の分かれ目は?

デジタル化の進展が激しくなり 企業の命運を左右する DX(デジタルトランスフォーメーション)の動きも いよいよエンジンがかかってきた。 他方2030年を目標達成としている 国連のSDGsも、 各行政も企業も一生に達成を目指して、 スタートラインにつき始めた…

AIの活用で可能性が広がる医療分野

従来、医療の診断と言えば、 人体の外部からの分析によって、 病気の原因を探るのが主流の手法だった。 しかし医術への探究心は、 人体の内部の解明がもたらす分析を 何とか手にしようとの努力に 裏づけられた歴史が いくつも残されている。 例えば日本の医…

大学全入時代とコロナ

あと3ヶ月で、 大学入試共通テストの出願が始まる。 来年の入試志願者は、 初めて入学定員を下回ると予想されており、 本格的な大学全入時代に突入する。 確かにいつ収束するか予想が立たない状況から、 コロナによるダメージは否めないが、 しかしながら以…

情報革命はまだ進化中! 子育てやテレワークに見る変化は!!

ここしばらくは、 新型コロナウィルス拡大防止の ワクチン接種の情報が インターネット上の主流を占めている。 そこに、さらに複雑にしているのが 東京五輪、パラリンピックの課題。 開催が間近になり、 中止か延期かの議論が激しくなって、 議論の中心が複…

コロナVS親子の心の健康維持

次々と新しい変異株が蔓延するたびに、 感染への不安や日常生活を送る上での制約が 常態化しています。 親の不安感に子どもは敏感に反応し 休校などに戸惑い、ゲームなどに時間を費やし、 ストレスが溜まりやすい状態になっており、 いかに心身ともにストレ…

子供の政策。 一段と強化へ!!

こども庁の創設に向けて、 いっそうの強化策が 自民党の緊急決議案の原案として、 先ごろ判明した! 縦割り行政を打破して、 政策を省庁横断で推進する機能を徹底し、 強力な行政組織を創設することを明記! 担当の責任所在を明確にするため、 担当相を置く…

一歩前進。 ヤングケアラーの支援

日に日に、 今まで気づかずにやり過ごしていることに対して、 気遣いを見せ始めている。 ヤングケアラーに対する配慮も、その一つ。 少子高齢社会に伴って 人々の認識が高まったのが ヤングケアラー問題。 病気や障害のある家族の介護や 世話をする子供が、 …

世界の経済 主力企業の決算ランキング

新型コロナウィルスが猛威を振る中でも、 経済界は1年ごとの成果を公表しなければならない。 世界的にビジネスを展開している おもだった企業の顔ぶれが揃い、 上位10社の中に、 ソフトバンクグループ、トヨタ自動車、 がランク入りしている。 孫さんが率い…