投票日が2日後に迫った東京郊外の住宅地は、
選挙の騒音は無くのどかでひっそりしている。
新聞やテレビ放送を見ると、
自民党も楽勝とは行かず、
接戦に陥っている選挙区がそれなりにあり、
投票の蓋を開けてみないとわからない地域が、
当初の予想より多いのが気になる。
それというのも
野党の協調作戦が功を奏しており、
共産党とも協調路線で、
単純に言えば、
さらに今回の目立つケースとしては、
若い年代の選挙に対しての無関心ぶりを
なんとかしようとする動きが見られ、
それが同じ若者たちによって、
改善しようという動きや、
投票率を高めるための地域ごとの
キャンペーンが見られたことである。
長年にわたって賃金が上がらない状況の打破や、
コロナの打撃による生活苦からの脱却など、
限界に近い深刻な課題が横たわっている現在、
1票の重みをしっかりと考えての投票が絶対に欠かせない。
2年近くのコロナ禍による多大な臨時支出や、
デジタル化の大幅な遅れにより
かつての経済大国の影は見る影もない。
再び経済や政治力の実力を取り戻し、
再び世界に返り咲くには、容易ならざる局面ばかりで、
簡単なことではない!
正念場を迎えていると言っても
過言ではない状況の選挙戦といえよう!!