38項目のメッセージが並んだ求人広告

ユニクロの経営母体、
実にユニークな広告を掲げた。
 
全ページに38項目の文字列が並んだのは、
求人広告でもあり、企業広告でもある。
 
 
 
求む。
と書かれた大文字の下には、
服を変え、常識を変え、
世界を変えていく  人。
 
 
 
そして38の項目が端的に且つ
具体的な希望条件を書き連ねている。
 
 
 
興味を持ちながら1通り38項目に目を通してみる。
 
 
 
主観をもとに、3分の1ぐらいは
当てはまりそうだと自己評価。
 
 
 
その結果、
つい自分の生き方や考え方と照らし合わせ、
企業が求めるイメージに当てはめようとしている
自分に気がつく。
 
求人広告はごくありふれた手法として
無数の事例があるが、
どうも新しいカテゴリーと思えてくる。
 
その理由は、
ここまで企業が率直に求人に対するメッセージを、
くまなく盛り込んだやり方にある。
 
 
 
企業側の形式ばった固定観念を拭い去り、
率直に企業の求人へのメッセージを訴求している!
 
 
 
この広告の出稿が、どんな人材が応募したか?
興味が尽きない。
 
 
 
世界の強敵と戦い続けるファッション業界にあって、
ニューヨークなどの出店は絶えず注目されてきた。
 
単なる服飾店では勝ち目は無い!
 
 
 
品質や価格は当然だが、
広い目でファッションの真髄についての
考え方の裏付けがないと
競争についていけない。
 
 
すっかり変わってしまった
ファッションに対する競争を勝ち抜くには、
人材こそ、人財なのだ!