コロナで変わる働き方や企業のあり方

最近、企業側が
勤務地を問わない求人を増やし始めていると言う。
日経新聞9月27日月曜経済監察記事
 
 
 
新型コロナウィルス感染拡大の影響で、
ビジネス界にどんな変化が具体的に起きているのか?
 
転職支援サイトのビズリーチの実態から見えてくるのは、
約6割がコロナでキャリア感が変わったと答えており、
さらにそのうちの9割以上が
企業に依存しないキャリア形成が必要
と回答している。
 
 
 
働き方の見直しと変化が
こんなにも多くの人々に及んでいるのは驚きだが、
一方企業がわにも数多くの新しい対応が見られる。
 
リモートワークが広がったせいで、
勤務地不問の求人が増えていることで
地方に住んだままで、東京の企業に入り、
同じ仕事でそれまでに比べて年収がほぼ倍になった人もいる。
 
 
 
勤務地を問わない求人は首都圏のIT企業に多く、
大企業も小企業も同じ傾向にある。
 
大企業は仕事が分割、分業されているし、
小企業はもともと柔軟性が高い。
 
そうした背景から、
今後ますます勤務地を問わない傾向は
高まっていくものとみられる。
 
 
 
また日本企業の中途採用は、
意識の面から、かなり変化をしてきている。
 
従来であれば空きポストの欠員補充だったのが、
今では会社を変えるための必要な即戦力を
常に探している傾向が見られる。
 
 
 
またオンライン採用で、
人材との巡り合わせもしやすくなり、
企業も個人も選択肢は増えていく傾向にある。
 
また、企業側も45年定年制を唱えるなど、
就業事情は、かつてない流動性と変貌を遂げている。
 
 
 
雇用に関する古い固定観念
企業を中心に取り払われ、
又就職したい側は、
それまでの職務の棚卸しをした上で、
就職戦線にしなやかに挑戦できる
労働環境が出現しつつある。