10月10日は、デジタルの日

コロナ禍が大きなきっかけとなって
急速に変化し始めたデジタル社会。
 
 
 
菅総理が熱意を注いだ結果、
デジタル庁が実現し、
それを踏襲した岸田内閣によって
担当大臣も44歳の若き女性、
巻島かれんさん。
 
 
 
AIやICTの分野で
世界から回収遅れと言われ続けた日本も、
デジタル庁の設置によって
世界の標準に近づくことが期待されている。
 
そこでよりいっそう進展していくように
デジタルの日が10月10日とされ、
人々のデジタル化への関心を
高めようとの意図が込められている。
 
 
 
時代を少し振り返ってみれば、
あらゆるものが手書きの時代から
ワープロ、ファックス東晋の時代を経て、
たどりついたのがパソコン文化。
 
しかし、
手書きの時代やワープロの時代で育った年代にとっては、
パソコンを使いこなすのは至難の業である。
 
3歳の幼児がタブレットでお絵かきをし
ジジババにSNSで送り付けることや、
小学校の授業でオンライン会議ソフトを使いこなしている現実は、
その仕組みが全く理解できずに戸惑っている!
 
基本的な学びの経験が全く不足しているのが原因で、
このままでは混迷が深まり
分断した社会になってしまう!
 
 
 
新しい時代への移行をスムーズに行うためには、
デジタル庁が設置されただけでは不十分で、
必ずアナログから、デジタル化への
教育訓練実習プログラムの徹底がなければ
恩恵を受けられない。
 
 
 
現在のところ、
スマホタブレットを販売する販売促進の手段として、
大手キャリアのショールームや販売店
ゆだねているレベルに過ぎない。
 
未だに圧倒的に多数を占める
アナログ文化に馴染んでいた人たちの、
たゆまないトレーニングこそ欠かせない。
 
 
 
このことに各自治体が本気で力を入れ、
集中的に学べるコースと、
いつでも気軽に学べるコースの併用で、
デジタル社会への移行訓練をすることが
待ったなしに迫られている。