隈研吾、東京5輪、パラリンピックの舞台作りに大活躍!

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オリンピック関係の施設が
代々木公園の国立競技会場に続いて次々と姿を現し、
連日のように話題になっている。
 
先ごろ開設した高輪ゲートウェイの設計も
これまた隈研吾建築都市設計事務所が担当!
 
 
 
初日には50,000人余りも見学者が訪れ、
野次馬根性丸出しで駆けつけてみると
そこには未来型の広大な駅舎空間が広がっていたが、
なぜか心に馴染む。
 
それは東北各地から集められた杉の板が柱巻きになっており、
自然色が安らぎをもたらす。
 
 
 
世界20カ国以上でのプロジェクトをこなす
彼につけられた代名詞は、負けの建築‼️
 
 
 
彼の姿勢は常に地元を尊重し、
もし予算が不足すれば、
高価な材料を諦めて地元の安上がりの材料でつくる!
 
しかもそこに斬新なアイディアが盛り込まれ、
結果として世界が賞賛する作新となる。
 
無論、建造物の由来や歴史に敬意を払い、
その価値をさらに高くする手腕が、
負けるが勝ちにつながり、負ける建築と評価されている所以。
 
 
 
2019年12月に双葉社より刊行したのは
古い友人の田実碧さんであり
イムリーなときのひと隈研吾さんも
かつて商業施設作りに関わってもらった経験から、
謙虚さに裏付けられた人柄を懐かしく思う。