子供とのコミニケーション。叱り方

澄み切った秋空に、

子供たちの元気な遊び声が響き渡る、、、。

 
知らず知らずに心安らかになり、
遠い日の我が子育ての頃に、気が赴く。
 
もうあの貴重な期間は
二度と戻ってこないシニアにとっては、
何とゆとりがなかったのかと後悔の念が湧く。
 
 
 
そんな時に新聞の欄に
子供の自立心に好影響をもたらす
叱り方についてのコラムが見つかった。
 
 
 
それは子供を叱る時に 
次はがんばろうね!と言う励まし方が浮かぶ前に
つい感情的になり
厳しく原因を追求したり
罰則を科したりするかがふまえても
こどもの成人後の自立心や計画実行能力に
多大な影響を与えるとの研究成果を
神戸大と同志社大のチームが発表している。
 
それによると
インターネット上で
全国の20歳から70歳までの男女を対象に
アンケートを実施、
約1300人の回答を分析した。
 
アンケート調査項目を3つに分け 
・どうしてできないの?
・罰を課す
・次はがんばろうね!
その結果理由を問いただしたり
罰を課すよりは 叱られた際に、
次はがんばろうね!と励まされたグループが
すべての指標に関して最高の反応を見せたと
結果が示された。
 
理由の追求や罰すると、
子供が親の目を気にして、
親に従順になろうとする傾向が見られると言う。
 
それに対して
よくがんばったね!とか、えらいね!等の叱り方は
子供の心に前向きな気持ちを
奮い立たせる効果がはっきりと現れたと言う。
 
 
 
現実では叱る側の感情が
直接に支配したやり方よりは、
子供の状況を十分に踏まえながら、
これからの期待を抱かせた方が
明らかに子供にとっては
有効に働くことがはっきりしている。
 
 
 
当事者が、
つい感情的になってしまうのは
世の常かもしれない。
 
 
 
冷静に
相手の立場に立てるような年齢になってからでは
まさに手遅れなのが
むなしい。