オリンピック、、、 終わりの始まり

 
森大会委員長の
不用意な発言をめぐっての騒ぎは
混迷をきたすばかりで
日本の成り行きについて世界中が、
注視しており当分収まりそうもない。
 
いったいそこには何が根深い問題なのか?
 
まずわかりやすいのは、
話題のネタに目がないマスコミが
こぞって飛びつき、
たとえは悪いが情報と言う餌に
群がるハイエナの如きの存在!
 
次に放映権を一手に握るアメリカのNBC
そして自社のCMづくりに余念のない
大手スポンサー企業などなど
よってたかっての大騒動に発展してしまった!
 
巨大なビジネスの権利者側から見れば
IOCのバッハ会長や森委員長は
将棋の駒のような存在、、、
 
 
 
オリンピックの精神はスポーツを通じて
自由と平等の実現を歌っているが、
逆に言えば、
世界は決して自由でもないし
平等でもないことが溢れている。
 
そしてその最たる根深い男女差の問題を
日本は抱えている。
 
ここに
コロナの打撃も加わり、
マグマとなって一気に吹き出した感が強い。
 
特に日本は
長年の男尊女卑の伝統の上に居座り続けており、
変えたくても変わらない状況が、
今もなお面々と続いている。
 
世界の経済先進国における
男女不平等ランキングは
最下位に近い121 位。
 
 
 
根深い課題は簡単には収まらず、
オリンピックパラリンピック
存在までも脅かす状況に、
どう向き合っていくのか
歴史上の根深い社会風習に
矢が突き刺さったまま、の状態が続く、、、。