発想の転換とプラットフォームの役割

コロナの打撃によって、社会情勢は
すっかり変わってしまった。
 
 
 
誰もが納得する様替わりのケースとして、
百貨店の凋落ぶりが挙げられる。
 
人々が買いたいと思う商品を
売り場に並べただけで羽が生えたように売れ、
買い手は商品とともに虚栄心を謳歌する!
 
それが、この1年間の売り上げ減少は
かってないほどの惨状を呈している。
 
あれだけ豊富な品揃えとサービスは
全く受け入れられず、
売り場は閑古鳥で、見通しは暗い!
 
このような業績悪化に対して、
持続的な成長に向けて方策を練る研究会が
経済産業省の肝いりで始まった。
 
時代背景として
インターネットによる通信販売対応の
遅れがあるとしているが、
大きく潮流が変わったのは
小手先の販売手法では
解決がつかないと思われる。
 
答えは、発想の転換にあり、
百貨店がみんなが欲しがる商品さえ
取り揃えば万々歳と言うわけにはいかない!
 
百貨店と言う業種から、
買い手の一人一人が、主役であり、
百貨店はいわば、
異なる主役の思いを
しっかりとサポートする
プロフェッショナルなスキルがかかせない立場、
に転じなければならないのだ!
 
万人のために
豊富な品揃えが必要なのではなく、
一人ひとりの主じにとっての
ニーズウォンツに対応する
プロフェッショナルでなければならない。
 
そのためには
AIやビックデータの活用が不可欠なのである。
 
これからの百貨店の再生には無数の
要望を叶えるための
プラットフォームづくりが欠かせない。