南町田グランベリーパークが地球環境大賞を受賞!

官民連携と環境への取り組みを評価する、
地球環境保全活動に熱心な企業や団体等を表彰する、
第31回地球環境大賞が3月1日に発表され、
価値ある大賞を南町田グランベリーパークが受賞‼︎
 
 
 
同施設は東急と町田市が連携、
共同で運営に当たっている官民連携による
地域環境共生型の実施に向けた取り組みが
評価されての価値ある受賞である。
 
 
 
その特徴は、
このエリアに住む住民と
外部からの訪問者の目線で開発されており、
生活が快適に成り立つ仕組みが
ポリシーとして全面に出ている。
 
例えば、
駅に降り立つと眼前に広い階段が開けていて、
そのまま改札を出ると、
グランベリーパークの中に入れることである。
 
そして、
駅前に必要な郵便局や銀行、役所の
各種手続きオフィスが設置されており、
宅急便の受け渡しなどもここで済ますことができる。
 
そして日常生活を支えるスーパーや、
グルメショップが軒を連ね、
生活の充実を支えている。
 
 
 
また、幼い子供や家族同然のペット連れの人たちが、
楽しげに街に溶け込んでいる姿や、
休憩して、コーヒー等を楽しめるコーナーが
いたるところに設けられている。
 
また、エンターテインメントについても
テーマキャラクターのスヌーピー
いたるところに配置されており、
シネマや各種のゲームセンターが
ほどよく配置されている。
 
つまり、
コンパクトなスペースに
日常生活を支える必需品の店と、
ファッション店やカフェ、
そして、非日常的なエンターテイメント施設までが
程良い空間を構成している。
 
経済の高度成長によって、
東京一極集中から、住みやすさを求めて
郊外生活を望む人たちにとって、
生活圏の中に、
日常性と非日常性をバランスよく配置しているのは、
資本力と地域開発へのビジョンを持つ
東急電鉄グループならではの総力と、
そして自治体との合意形成がなければ実現は難しい。
 
 
 
グランベリーパークが評価された
いくつかのポイントとして
 
・雨水の自然浸透装置をエリア全体に配置し、
 都市型水害対策を徹底していること。
 
 安全対策を徹底しながら、
 グリーンインフラとして、
 人々の目を楽しませていること。
 
 ランドスケープデザインに徹してエリア全体に配置、
 雨水を有効活用して、
 植栽の水やりを自動で維持する仕組みになっている。
 
 
・とかく区画整理事業の場合、
 分断されがちな駅や商業施設
 そして公園までが立体的に計画され、
 巧みに配置されているので、
 気軽にショッピングや散歩が楽しめるので、
 子供連れやペット連れがたくさん見かけられるプランは、
 望まれていても、実現したケースは少ない。
 
 
・LED照明や太陽光パネルを導入した
 商業施設やフードコートには、
 省エネ効果を取り込めるように、
 あらかじめ設計に組み込むことを実行!
 
 
 ライフスタイルの普及のために、
 エリア内の駐車場には、
 電気自動車用の急速充電器を設置し
 電気自動車の快適な家の環境を先取りしている。
 
 さらには、
 国際的な環境認定制度の2部門の
 ゴールド認証を初めて取得、
 また、東急グループが建設中の駅直結型住宅については、
 全ての部屋、共用部分の電力を
 実質再生可能エネルギー100%賄うこととしている。
 
 
 
官民が将来の街のイメージを明確に持ち
連携していく活動は、
今後の新しい取り組みとして
欠かせない姿であろう‼︎