ChatGPTはどこまで浸透するのか? 人類とAIの連携か、それとも⁈

急速に話題を投げかけている
対話型AIのChatGPT!
 
対話型AIとして膨大な文章データの蓄積をもとに、
単語の並びからその先に続く単語を推測し、
文章を整えて答えとして返すのが特徴!
 
開発した米オープンAIが昨年11月に無料公開すると、
あっという間に利用者が1億人を超えた。
 
先行するアメリカでは
大手のコンサルタント企業や
コカコーラなどが導入を発表、
ユーザの文章作成や質問に対する回答を
支援する機能を強化している。
 
 
 
米国調査会社によると、
対話型や画像作成などのAIの市場は、
2021年の80億ドルから2030年には約1,100億ドルに
成長すると見込んでいる。
 
 
 
AIに詳しい北海道大学の河村秀憲教授は
人の仕事やビジネスを一気に変え得る技術であり、
企業は、有効な活用方法をいち早く見つけることが
競争力に直結すると指摘している。
 
 
 
ただ、一方で、インターネット上で利用すれば
オープンAIに情報が漏洩することに対する懸念もあり、
現状では、みずほ何フイナンシャルグループが
使用を禁じている。
 
また、ソフトバンク富士通は、
利用する社員に注意を呼びかけている。
 
 
 
さらには、
ChatGPTが学習している情報には、限りがあるため、
提出されている文章に限りがあるし、
事実関係の誤りがあるケースも報道されている。
 
 
 
今後、いっそう活動の拡大が想定されるが
最適な利用方法や、
ビジネス分野や学術の領域において、
適応の是非が問われていくことと思われる。
 
現時点では、
法律相談や、文章作成の補助に使われるのは
適しているとの評価が出ている。