プロの戦場から去ってゆく日が近づく、、、

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人生で初めての 二ヶ月近い入院生活は、
80年代を来年に控える身として、偶発とは言え、
次第に当初の戸惑いが薄れ、想像もつかない医療界の世界へと誘われた!
 
だがそこでの体験はなんと多くの未知に溢れ、一生知らずの学びが得られたことか、、、
 
 
 
その病院での患者の主流は、年配の女性が多く、現在の最高齢は98歳とのこと!
 
 
 
或る日の事、 96歳の方とリハビリをする機会があった。
 
当初、車椅子では♿️ぐったりの様子だったが、
いざトレーニング用の二本バーでは、すくっとたったではないか!
 
しかも理学療法士とのやりとりは、
頭脳明晰で少しも脈絡に乱れがないので感心させられた。
 
 
 
一方少数派は、自動車事故や不意の怪我による若年層や中高年層。
 
彼らは回復が早くさっさと退所していく!
 
 
 
大半を占めるシニア層は、ほぼロコモティブシンドロームか、
体力が衰えていくフレイル状で、目が虚だ!
 
我が身も同様で、当初の頃はかなりショックだった!
 
 
 
こうしてはいられない!と!?
 
精鋭の医師、看護師、理学療法士に囲まれ、
最新鋭の検査設備等に委ねられると言う、
何らかの社会保障コストを食いつぶしているのかとの慙愧の念がよぎった⁉️
 
 
 
なんとか本気で気力を奮い立て、生涯現役としてのやるべき役割を果たしたい!
 
他方、偶然とは言え、救急搬送先の病院で受けた数々の学びは忘れられない!
 
 
 
その一方で多少のクレームというか、不満もある。
 
 60年以上の古き伝統ゆえに、手狭な売店は必要最小限の商品しかなく、
入院生活に不便を被っている。
 
また単調な時間潰しになる雑誌、書籍は📚完無!、、、
 
これらは予定されている新館の完成で解消するが、
一刻も早くイノベーションが必要なのは、 3食の食事に関わること!!
 
現在管理栄養士は、ベテラン中のベテランが采配を振っていると思われる!
 
それは配膳ごとにゲンナリするのが、ぐちゃぐちゃに煮込んだメニューによる!
 
カロリー重視の古いままでは、スーパーでさえ、急速冷凍のシャッキリが常識で、
家庭用冷蔵庫さえも出回っている現在、遅れをとっている!のは否めない!
 
単調な入院生活の中では、楽しみな食事は最優先課題と思われる!!