ウォルマートがメタバースの活用に踏み切る!?

世界的に小売業の経営環境は
コロナの影響により厳しい。
 
アメリカの大手小売業 ウォルマート
エブリデイロープライスを店舗運営について
前面に押し出しているので、企業努力が難しい。
 
事実この8月16日に発表された四半期の決算は
営業益が前年同期比で7%の減少になっている。
 
食料品の売り上げは比率が増えている一方で
高採算の衣料や雑貨の販売を
値下げしているので利益率が低下している。
 
高インフレの状況が続いている最中、
採算悪化が続くスパイラルに陥っている。
 
売り上げは前年同期比で8%の増加、約20兆円、
しかし、ガソリン価格や食品、家賃等の高騰を背景に、
低価格を売り物にするウォルマートは、
顧客獲得には有利だが、
中間層や高所得層が増えるのは、
もともとの顧客基盤が変わってしまう。
 
そこで食料品価格は
売り上げ増を図っている。
 
また買い手のほうも、
牛肉の代わりにツナ缶や大豆を選んだりと、
支出を抑える努力をしているとの事が
売り上げから明確になっている。
 
また支払い方法にも、
一定の支払い期間の猶予期間がある
クレジット払いが増えている。
 
そのため顧客をつなぎとめるための
サブスクリプション型のサービスを 
会員向けの特典として拡充している。
 
 
 
生活費の高騰や 巣ごもり需要の反動で
会員制サービスも小売りと
エンターテイメントの双方について
注力を注いでいる。
 
エブリデイロープライスをうたい文句に
不況下の優等生として
これまで逆風を乗り越えてきたが
今回だけは勝手が違って来ている。
 
 
 
アメリカの小売大手のウォルマート
次策戦略して挑戦しつつあるのは、
なんとメタバース戦略の導入である。
 
低価格で生活必需品が主力の
王者としてのウォルマート
買い手のアバター
快適で魅力ある空間を楽しむための
価値ある快適な空間を作ることは
果たして可能なのか!?
 
 
 
メタバース元年と言われている現在、
巨大な資本力や売り上げを誇るウォルマートが、
とてつもないデジタル力にチャレンジし
成功するか否かは 今のところ全く不明である。

世界の三宅一生が 残したこと

8月5日 84歳でこの世を去った
 
ダンディーでカリスマ性に溢れた存在だった。
 
日本のファッションデザイナーが
数多く世界で羽ばたいたが、
彼の格調の高さは抜きんでていた。
 
アメリカ人の建築家は日本に来るたびに
イッセイミヤケのブティックを訪れ、
お目当てのシャツを入手するのが常だった。
 
価格も決して安くはなかったが
いつまでも着心地の良さが、味わえた。
 
 
 
1枚の布が彼の哲学だったのはよく知られている。
 
無駄な裁断をせず1枚の布を見に纏うだけで
人の体は美しい!
 
そこには1枚の布を着物に仕立てる
日本の美学を感じさせるし、
無駄な裁断で布を粗末にしない姿勢が感じられる。
 
デザインには驚きと美しさがあり、
作る側と着る側が対等に向き合い
喜びを共有したい!を追求し続けた。
 
 
 
2007年に東京赤坂に創設した
2121デザインサイトは、
三宅一生の夢の集大成となっている。
 
幼少の頃被爆した彼は
人間が未来に向けて、どう生きるべきか!
 
デザインを通して多くの人に真剣に考えて欲しい。
 
高々と掲げられたデザインコンセプトは
次世代にしっかりと引き継がれ
永遠に輝きをし続けるだろう

感染ルートが 未だに判明しないのは!?

現在、政府の統計によれば
第3回目のワクチン接種を済ませた人の割合は62%以上。
 
 
 
多くの人は
3回のワクチン接種で感染が防げると思ったら
昨今では、4回目のワクチン接種の必要性を
堂々とアピールしている。
 
この分だと、
5回、6回と続くのだろうか!?
先の計画方針は全く示されずのまま、、、
 
 
 
また毎日のごとく
感染者数の発表をするのは
何のためだろうか!?
 
もし、単なる風邪やインフルエンザの感染者数と
対比による発表をすれば、
コロナによる感染者数が
圧倒的に少ないことが判明するのに、、、。
 
 
 
更には、新型コロナの感染経路が
飛沫なのか、空気感染なのか、等
未だに不明であるにも関わらず
マスクの着用を強要したり
真逆のマスクは外すことのPRをしたりして
人々の判断を動揺させている。
 
 
 
決定的なのは、
100%近くマスクの着用をしているにもかかわらず、
世界で最多の感染者数を示している事については
何の説明も無い。
 
 
 
観光産業の復興促進で
わが国に来日する外国人にも
マスクの着用を強要するのだろうか!?
 
 
 
矛盾だらけの中で
かたくなにマスク着用にしがみついている日本人!
 
根が真面目なだけに
一旦定着したマスク着用の社会構造は
簡単に抜け出せそうもない。
 
もっとも深刻なのは
大人以上に、未来を担う
子供達の成長に関わる課題である。
 
いまだに性能が定まっていないワクチンの接種を
重症化防止の為に、2歳から13歳、
更には18歳未満を対象として、
実施しようとしている体制推進にある。
 
 
 
未来を大切に考えるならば
本当に十分な検討と覚悟をすることが
子供達の為に不可欠である。

誰1人取り残さないデジタル社会

SDGsの17項目の中で
健康や医療分野が着々と進化をしつつある、
 
 
 
ただ医療分野は病状が多岐にわたるため
専門家以外にはなかなか分かりづらい。
 
しかし大塚製薬が実証実験を始めた、
駅構内での自販機による薬販売はわかりやすい。
 
例えばお馴染みの胃腸薬や目薬などが、
通勤や通学途上で、体調不良から速やかに求めたい場合、
この自販機に購入希望薬品名と氏名等の情報項目を入力、
すると薬剤師のチェックをして購入ができる。
 
このような暮らし方に対しての快適な改良は大歓迎である。
 
 
 
6月4日は、虫歯を撲滅する記念日に指定された。
 
人生100年時代において、
しっかりと予防習慣をつける事は必要条件であり、
長生きをするための自己責任でもある
 
 
 
医療分野は幅広い病状に対応しなければならないので、
遠隔診療などはなかなか簡単ではない。
 
しかし関係者の努力で、
病院に出かけての診察や治療が難しい病人やシニアに対しては、
医療機関のネットワーク力を高めて
部分的に改良が見られ具現化が進みつつある。
 
これから増大する高齢者数を考えると
何も増して遠隔医療の必要性は高い。
 
また介護する側も少子化で満足な看病が難しくなる。
 
社会構造の変化を見通せば、
遠隔医療の必要性は
一刻も早い改革が望まれている。
 
しかも若い研究者や医療従事者が
この問題に取り掛かるケースが増えていることを
記事で知るにつけ、感謝の念が湧く。

カンヌ映画祭 是枝監督再びの栄冠か!?

世界最大の映画界のイベント カンヌ映画祭

 

早くも

パルムドール金熊賞に輝くのは果たしてどれなのか?

で持ちきりになってきた。

 
日本からは
すっかりビッグネームになった
是枝監督の作品が大きな話題を集めている。
 
その題名は「ベイビー・ブローカー」
 
韓国の名優ソン・ガンホ等が出演する日韓合同作品。
 
もう当たり前になってしまったアジアからの参画は、
さらに国際勢力の広がりと定着を感じさせる。
 
この話題作の他にも、「PLAN 75」も話題になっている。
 
こちらの作品は、日本社会の病理を扱い
社会に対して何らかの喚起を促すストーリー。
 
 
 
ノミネートの発表は5月28日、
日本時間は29日。
待ち焦がれる映画ファンは
一刻も早く知りたい!
 
 
 
人間の多様な感性を楽しませる映画は
歴史や文化を高めることに貢献してきたが、
現在の混沌とした社会情勢の中では
多種多様な角度の提示が示される事は、
ときには希望が湧き、ときには深く考えさせられる。
 
現実としては、映画が描く無限の可能性は
人生を豊かにする事は間違いない
 
 
 
ところで
日本は映画製作にかかる費用は
全て映画制作側の負担で、
スクリーンのタイトルによく見かけるのは、
○△×制作委員会の表示。
 
残念ながら
国が映画の社会的貢献については
全く予算を計上しようとはしていない。
 
それに対して
韓国は国家予算を計上して
莫大な費用がかかる映画製作を
しっかりとサポートしていて、
映画製作の意図を国策産業としている。
 
この文化政策に対する見解の違いは、
これからの世界の方向性に対しての差となって
日本の経済や文化の凋落につながらないと願う。
 
 
 
それにしても正式発表が待ち遠しい!
 
世界がウクライナ国の戦争に
打ちひしがれている状態にあって、
心の栄養剤の役割として、
益々の期待を込めたい。

日本の安全保障は 食の確保がかなめ

コロナの感染拡大や、ロシアのウクライナ侵攻。
 
今世界的に起こっている事態は
想像もつかないほどの大きな変化であり、
このような想定外を前にして、
国の安全保障に対する意識が急激に高まっており、
その最上位に考えるのは、食の確保である
と強調するのは、日本財団笹川陽平会長。
 
 
 
ウクライナの罪のない民間人の子供たちが
食料不足で生死を彷徨っている報道に
胸が張り裂ける思いをしている身として
産経新聞の正論の論旨は、誠に賛意に値する。
 
食の主要な小麦の高騰は深刻な事態で 
小麦粉を含めた自給率
令和2年度は37.17%と
統計が始まって以来の過去最低の
落ち込みを示している。
 
 
 
政府も昨年
緊急事態食料安全保障指針を改正して、
緊迫化する国際情勢を前に
早い段階から情報収集などに取り組み
強化することを狙いとして体制を整えてあり、
岸田首相も、世界の食料の高騰を受け、
食料自給率を上げないといけないとしている。
 
 
 
国際社会は戦後77年を経て、
何が起こってもおかしくない激動期を迎えている。
 
とりわけロシア、中国、北朝鮮に隣接する
わが国の安全保障環境は厳しさを増している。
 
万全の安全保障体制を整える事に
全力を尽くす決意が不可欠である。
 
 
 
まさに今こそ備えあれば憂いなしの例えが当てはまる。
 
 
 
憲法問題も含め、
わが国が置かれている厳しい現実を広く共有し、
緊張感を持って安全保障問題に向き合うことが
不可欠としている。

赤ちゃんポスト15年。

ゆりかごは入り口に過ぎない。

 
大切なのはその後の生育過程に
心を尽くさなければいけない。
 
 
 
赤ちゃんポストとして話題になってから
既に15年が経過した。
 
平成18年に熊本の慈恵病院に
こうのとりのゆりかごと称して開設された経過を辿ってみると、
慈恵病院のこの計画に対して
熊本市、そして厚労省が慎重に検討した結果、
現行法に違反しているとは言えないとしての見解で
開設された。
 
様々な反対意見もあったが、
赤ちゃんポストの名称のもとに今日まで続いている。
 
言わば 内密出産制度によって生まれた乳児は159件。
 
病院以外には 出自は知らずに 成長して続けている。
 
 
 
今年で15年を迎えた慈恵病院長が記者会見を行い、
その意義について語っている。
 
出自より命が優先だと改めて強調。
 
預けられた子供はその後、
児童相談所に保護され
どのような人生をたどるのかは不明にされている。
 
ゆりかごは入り口に過ぎず、
最も大切なのは、
その後の生育期間に
心を尽くさねばならないと訴えた。
 
そして蓮田病院長は、
女性が匿名で出産や預け入れを求めた場合、
その真意を汲み取り、内密出産に対応できる施設が、
都道府県に1つはあって欲しいと述べている。
 
 
 
産むかどうかと苦しむ女性。
 
そして命の尊さを踏まえる医師!
 
この課題に真剣に向かい合える社会の覚悟は、
人格そして法律との間で、考え続けていく重さが続く、、、。
 
 
 
様々な見解のもとに生まれ
そして成長し続ける立場である人たちが、
複雑な社会を強く乗り切っていくことを心から願う次第。