育休から 育業へ! 子育ては、未来を育む仕事

東京都は
育児は子育てを楽しく、
親子の時間を大切にすることをモットーに
従来の育休から「育業」へ
ネーミングを変えることに着手しています。
 
その理由とやり方は 
育休の休むというイメージを一新する愛称を募集し
8825件の応募の中から、育業が選ばれ、
この言葉がふさわしいと思うひとが、
74%に上りました。
 
 
 
現在、育休の取得率は
男性が14%、女性が85%にとどまっています。
 
その主な理由は、
代替え要員の確保が難しいからとか、
職場がそういう雰囲気ではないとか、
男性自身が取る意識がないなどが挙げられます。
 
しかし、子育ては 大切な仕事であり
休むことではなく、価値ある行為なのです。
 
この未来を育てる仕事を社会全体が認め、
当たり前なことにしていく必要は欠かせません。
 
東京都のこの決議は
日本全体で共有し、
推進していくことが重要である
と思われる意識改革です。
 
 
 
日本の未来を担うことを育む「育業」を
みんなで考えたり、認めたりする行為が
東京に限らず、全国で認めたりする行為が
広がることが期待されます。
 
 
 
少子高齢化が着実に進んでいく状況によっては、
子育てに対する前向きな取り組みは
とても大切なことなのです。

故郷への移住で テレワークで子育て

11月30日付の読売新聞の記事は
新しい働き方に、行政も、企業も連携しながら、
前向きに取り組んでいる事例を紹介している。
 
山口県の県庁1階に開設された
テレワークオフィス。
 
Wi-Fiはもちろん、
ウェブ会議スペースを無料で使うことができる。
 
都道府県の庁舎内に
テレワークオフィスができた第一号になる。
 
 
 
この記事のモデルは
山口県からは遠く、
東京の本社から900キロ以上離れているのだ。
 
この地に移住してきたのは、
奥さんの故郷であり、
双方が 子供を幼稚園や保育園に
送ってからオフィスに迎えるから。
 
仕事のある平日は両親が見守り、
週末には、家族で揃って過ごす時間が増え 
家族としての生活の幸福度が実感できると言う。
 
ところで
県庁内の約40席は 予約が7割、
しかも、本社は県外の企業に所属している人が
含まれているという。
 
 
 
仕事は、自社の職場でするもの
という認識が変わりつつある。
 
 
 
人手不足に悩む中小企業の中には、
テレワークの活用で、
離職の防止に期待する向きもある。
 
もともとは、
コロナ禍がもたらしたのだが
これからは、育児や介護のために 
仕事との両立が可能になり、
しかも、フルタイムで働くことができる
両立の良さが重要視される。
 
 
 
テレワークと言う働き方が、
子育てをしながら在宅で仕事ができ、
この働き方がなければ
会社に居続けるのは、
まずできなかっただろうと記事にかかれている。
 
こうした柔軟な働き方が可能になるには、
企業の方針や、行政の柔軟性等がなければ成り立たない。
 
働く人の立場や、条件を満たしてこそ、
快適で、柔軟な働き方が可能になる社会は、
今後ますます必要となる。
 
保守的な行政のあり方から
前向きな取り組みを試みた
山口県に続く県庁の登場を願って止まない。

文化経済の優位性〜東京一極集中から脱皮

東京圏にディズニーランドが出現して以来

そのマグネット効果は強力で

全国各地からの集客力が抜群で
次々とディズニー王国のシリーズを拡大している。
 
かなりの年月を経て、
大阪圏はユニバーサルスタジオの誘致により
それなりの威力を発揮しているが、
東京圏との格差はまだ埋まってはいないのが現状。
 
 
 
もう一つの中部圏はどうだろうか?
 
世界的に強力な工業生産力では、
独自性を誇っているが、
東京圏や大阪圏のような文化経済を担うテーマパークでは
大きく水をあけられていた。
 
それが、ついに、ジブリパークの登場によって、
大きな期待が寄せられている。
 
日本独自の発想による
耳をすませばなどのアニメの舞台を再現し、
初年度の来場見込みは12月までに
かなりの強気な誘致を見込んでいるが、
既に年内のチケットは完売した。
 
ジブリパーク内は 5つの区画に分かれており、
そのうちの3区画がまずオープンした。
 
ジブリ映画の世界をゆったり楽しめるように、
日時の指定の予約制。
 
延床面積は、延べ9600平方メートルの大型施設、
映画の名場面がフィギアで再現されており
登場人物になったつもりで、写真などが取れる。
 
11月1日にオープンした。
 
このテーマパークは、
中部エリアの観光の目玉として
コロナの打撃や制作材料の高騰等を
はねのけて、中部地帯の観光名所として
大きな期待が持たれている。
 
施設の制作コストは、
県が340億をかけて整備、
運営は中日新聞社等の共同出資による会社が担う。
 
その経済効果としては、
23年度以降年484億円を見込んでいる。
 
周辺の交通機関の充実にも、
名鉄バス名古屋駅発のバスの延伸、
国際空港とジブリパークの直行バスを走らせる。
 
 
 
また、名古屋市内のホテルでは
朝食だけの利用客を取り込もうとする動きも相次いでおり、
宿泊客以外のニーズも掘り起こそうと懸命になっている。
 
例えば、ANAクラウンプラザホテルグループでは、
館内でのレストランの定額サブスクリプション
定額制度を取り入れた。
 
通常3500円の朝食を取り入れ、
平日に限り30日間が何度でも利用できる仕組み。
 
また、ヒルトンホテル名古屋では
11月からクリスマスをイメージしたのを売り出し
本来は、昼食がメインだったのを
エッグベネディクト、フルーツサラダといった
朝食向きの料理が並ぶ。
 
女性客を中心に予約は好調な出足。
 
 
 
政府の観光支援策や全国旅行支援などの背景には
中部三県では、観光客が戻り
インバウンドの回復も力強く拡大している。
 
中部三県の鉄道、ホテル、空港等が競って、
中部圏の観光産業の向上に努め 
インバウンド並びに国内、旅行客のニーズや、
ウォンツに十分に応える体制を
築きあげつつある。
 
こうした総力を上げた集客のカギづくりが
相乗効果を作り出し、
中部圏としての文化、経済の効力を発揮することに
大いなる期待が寄せられている。
 
 
 
資源のないわが国にとって、観光産業は
経済成長に欠かせない主要産業である以上、
海外からの誘致のみならず
国内の旅行客を定着させることが不可欠な課題として
国全体が問題意識を共有して
発展させることを願わずにはいられない。

スマホから「すまほ」へ

日常生活にスマホは欠かせない。
 
スマホがもたらす情報の量や質は圧倒的で、
いまやテレビや、ラジオを退けて暮らす事は容易だが、
スマホは、片時も手放せない機器になっており
1日4時間から5時間スマホ漬けなのは珍しいことではない。
 
 
 
ところが日本経済新聞社の掲載記事に
新なる展開が紹介されている。
 
 
 
今年の11月上旬、オランダで
有力企業が取り組んでいる未来の規格が本格的に始動、
人とテクノロジーの関係が、
抜本的に変わってしまう衝撃をもたらしている。
 
 
 
現在のスマートフォン機器は
マターが共通規格とされている。
 
このマター規格上で作動するのに、
照明や空調、監視カメラ、ロボット掃除機まで含まれ、
認証製品は190にも該当すると言う。
 
スマートフォンと連動して作動すれば
家の中の作業効率を高めコストや時間を節約し、
暮らし方を豊かに向上させることが実現する。
 
既にアマゾンは、
環境知能としての活用を推進させ、
人工知能AIなどを使って情報を判断させ、
人の手を煩わせず必要な作業を自動でこなす、、、
 
例えば、
生活リズムに合わせて照明のオン、オフの切り替え、
最適な睡眠パターンによるタイミングづくりや
離れて暮らす年老いた親をさりげなく見守ることなど可能になる。
 
今までのように家族が各自の必要な情報に
バラバラにアクセスするのではなく、
家族との時間を増やすサービスを狙っての
暮らし方が叶う。
 
 
 
スマートホームの市場は巨大なだけでもなく
使う側がどんな哲学や価値観を
大事にしてるかによって広がりは無限になる。
 
残念だが、
スマートフォンの情報テクノロジー競争では
GAFAとの格差が広がり、日本は遅れをとっている。
 
しかしスマートホームの次元では
劣勢に甘んじる訳にはいかない。
 
 
 
暮らし方の大改革につながる
スマートホームスマホというならば、
暮らし方の向上を象徴する「すまほ」と思い、
日本独自の可能性を追求し、
世界へ羽ばたくことを願うことが不可欠である。

デジタル庁の決意

世界のデジタル産業のジャイアント集団

GAFAMが 足組みをし始めている。
 
社名を変更してまでの
のめり込んでいるのがメタバース
 
しかしその膨大な投資に見合う成果は見えず
彼自身が過大な投資額に、
もしかしたら自身の決断を誤りではないかと
不安に陥っている。
 
その他Google
膨大な投資額に悲鳴を上げているとの報道等、
総じてかつての勢いが鈍っている。
 
 
 
デジタル社会は 1、2、のフェーズから
デジタル3.0に突入していると言われているが、
メタバースに見られるように
そのテクノロジーが、
どんな価値や効果をもたらすかについては、
現在の我々の想像力が不足している感が強い。
 
 
 
他方 世界のデジタル技術活用から
大幅に遅れをとったわが国は
デジタル庁の推進を、
各省庁が独自に契約しているのを
契約解除に伴う違約金を支払ってでも急ぎ、
デジタル庁へのシステム集約を推し進めようとしている。
 
その前倒しは1年から3年が目安。
 
例えば
マイナンバーカードと健康保険証の一体化は
2024年秋としているし
運転免許証との一体化は2024年度末からの直前倒し。
 
また、個人が登録した預貯金情報の自治体提供は
22年度中だったが
これを22年10月までとしている。
 
 
 
さらには他省庁の提出法案の事前審査は
2025年通常国会までとしているが、
2024年の通常国会までと改正している。
 
 
 
デジタル庁の一括契約でネットワークを統合すれば、
ソフト調達費の重複も避けられるし
サイバー攻撃などに統一の基準で
セキュリティー対策が取れる。
 
 
 
河野太郎デジタル相は 8月の就任以来
早くできるものは可能な限り早くして、
デジタルで生活が便利になったと実感してもらうことを
繰り返し強調して言っている。
 
マイナンバーカードと健康保険証の一体化の実現は、
老齢化が進みつつあるわが国にとって、
遠隔診断や投薬が可能になり利便性が高まる。
 
また運転免許証との一体化も、
高齢者の運転能力のチェックなどにも効力を期待できる。
 
縄張り意識が強いわが国の、
働き方改革の実施を一刻も早く行い
その、結果得られる生活の利便性を高める事は、
必定と思われる。
 
しかし
世情は言うはやすく、行うは難しである。
 
 
 
ここは若くて実行力が伴う河野太郎相に
存分に実力を発揮してもらいたい。

共生社会へ向けての8つの活動分野

私の所属する(プラチナギルド)の会が

設立10周年を記念し、
さらなる活動の推進を決意する機会として
文化の日に開催、
参加者全員の思いが高まるものでした。
 
 
 
実践目標は社会的な関心の高い
8部門の活動領域を設定し、
それぞれがメンバーを募り、
問題解決に向けて取り組んでいけること。
社会貢献活動は
理論より実践で前進するとの決意の場にふさわしい
充実したプログラムでした。
 
 
 
その8の分野と言うのは
・シングルマザー
・こども
・障害者
・高齢者
・難民
・貧困家庭
の領域です。
 
中間支援団体としての
(プラチナギルド)の会が中軸になって
多様なNPO、企業、大学、そして行政との
プラットフォームの役割を実践することです。
 
これまでの10年間は
様々な活動にSpotlightを当て、
世の中にその活動経歴や趣旨をアピールしてきました。
 
いくつかの事例をひもとくと
全国の7つの1番小さい村がまとまり、
小さいなりの存在を
独自性のあるコンテンツで
小さな村G7サミットの開催です。
 
北海道、東北、関東、四国、九州、近畿、中国
の7つの小さな村を逆手にとって連携し
毎年開催しています。
 
ちなみに北海道の1番小さな村は村民が673人、
東北は522人、関東は534人、
四国は360人、九州は998人、
近畿は411人、中国は851人、で 
特別サミットとして全体の連携を図るために
東京都大田区730,000人が位置づけられています。
 
まずビジネスとしては
全國の1番小さい村からの、
素朴で体にやさしい特産品を集めて販売、
生産者のこだわりの逸品を使ってもらう試みです。
 
またこれらの逸品を特産品として販売したい
と言う人たちも募集しています。
 
無添加で地域性のある品は、
既にユニットになっており、
関連するイベントにアピールする体制が整っており、
従事する専門スタッフによって、
ビジネスとして定着しています。
 
独自性のアピールには
関東で1番小さい村の、山梨県丹波山村
情報発信の役割を果たしており、
小さい村の情報についての総合研究所も設置されており 
絶えず最新の話題性の分析や実践を試みている存在です。
 
また人材の養成や、最新の情報発信活動
としての役割りを担っており
そのレベルは日本でも有数の存在として
知られているのです。
 
特につながりを再生する図図倉庫は
ずっと倉庫と呼ばれ、
分野、地域、世代の垣根を越えて
多様な人が集まり
飯舘村や世界が抱える環境問題と、
これからの地域環境作りにアプローチする秘密基地で
村民や科学者が集い実験、研究の場として
企業や様々な活動団体が集う
シェアオフィスとしても機能している。
 
またカフェやショップは交流を見出し
人と環境をつなぐきっかけになっており
飯舘村を知り、
環境作りに参加できるツアーの開催も
積極的に実践しています。
 
 
 
緻密に作成されている紹介パンフレットによると、
図と言う文字には、工夫して努力するとか
目的のために工夫するといった意味合いがあり、
ときには地域のみんながワイワイと集い
ときには専門家やアーティストたちとともに
地域資源を使った作品作りを考える、、、
 
様々な視点の人が集まり
次の世代に自信を持って受け渡せるような、
世界に誇れる、ずっと続く地域環境作りを目指したい
〜そんな思いを 図に込めたのです。
 
このユニークで知が盛り込まれたリーフレットは、
是非見てほしいと思います。

子供とのコミニケーション。叱り方

澄み切った秋空に、

子供たちの元気な遊び声が響き渡る、、、。

 
知らず知らずに心安らかになり、
遠い日の我が子育ての頃に、気が赴く。
 
もうあの貴重な期間は
二度と戻ってこないシニアにとっては、
何とゆとりがなかったのかと後悔の念が湧く。
 
 
 
そんな時に新聞の欄に
子供の自立心に好影響をもたらす
叱り方についてのコラムが見つかった。
 
 
 
それは子供を叱る時に 
次はがんばろうね!と言う励まし方が浮かぶ前に
つい感情的になり
厳しく原因を追求したり
罰則を科したりするかがふまえても
こどもの成人後の自立心や計画実行能力に
多大な影響を与えるとの研究成果を
神戸大と同志社大のチームが発表している。
 
それによると
インターネット上で
全国の20歳から70歳までの男女を対象に
アンケートを実施、
約1300人の回答を分析した。
 
アンケート調査項目を3つに分け 
・どうしてできないの?
・罰を課す
・次はがんばろうね!
その結果理由を問いただしたり
罰を課すよりは 叱られた際に、
次はがんばろうね!と励まされたグループが
すべての指標に関して最高の反応を見せたと
結果が示された。
 
理由の追求や罰すると、
子供が親の目を気にして、
親に従順になろうとする傾向が見られると言う。
 
それに対して
よくがんばったね!とか、えらいね!等の叱り方は
子供の心に前向きな気持ちを
奮い立たせる効果がはっきりと現れたと言う。
 
 
 
現実では叱る側の感情が
直接に支配したやり方よりは、
子供の状況を十分に踏まえながら、
これからの期待を抱かせた方が
明らかに子供にとっては
有効に働くことがはっきりしている。
 
 
 
当事者が、
つい感情的になってしまうのは
世の常かもしれない。
 
 
 
冷静に
相手の立場に立てるような年齢になってからでは
まさに手遅れなのが
むなしい。