駅に降り立つと計画的に整備された区画が平安と広がり、
人影がほぼ見られない幅広の道路!
日本で第二の人口を抱える横浜の都市計画は、
人に少しも温かみを感じさせない。
名称のごとく、港の未来が
こんな寒々しいイメージなのはやり切れない。
人々が醸し出す雑多な賑わいや、
異国情緒漂う派手な色彩、
木陰や木漏れびが織り成すモザイク模様、
横浜らしい独特の持ち味がすっかりそぎ落とされてしまった、、
多目的なビジネス展示会場も中途半端なスペースで
世界の潮流からは完全に遅れてしまった、、、
人工的な洗練さをまとったインターコンチネンタルホテルのロビーから
港の非日常的な広がりを見るにつけ、巨大な東京の影になってしまった横浜!
幕末から明治にかけて日本を牽引し、
世界へと大きく扉を開いた横浜の独自性を再びと思う!
横浜で年齢ごとに様々な思い出を刻んできた身としては、
再び輝く未来の横浜にこよなく期待を寄せたい!