4月9日は 子宮の日

人類の半数が担う多様な役割として

妊娠、出産、育児の大役を担う。
 
そのためにはまず生理が始まり、
いつでも受精卵としての備えを
毎月毎月繰り返す。
 
もし機会がなければ12歳頃から
50歳近くまで1週間の出血を毎月繰り返す。
 
人によっては痛みや脱力感を伴い 
日常生活に影響を及ぼす。
 
幸か不幸か、
異性はそのメカニズムに対して
ほとんど理解していないし
当事者の女性も話題にしない。
 
 
 
その上妊娠・出産となると
胎児との葛藤がつきまとい、
乳幼児の育児に多大な年月を費やす。
 
 
 
その上に家事労働があり、
ほとんどが女性の労働分担によってなされる。
 
 
 
普段当たり前と
やり過ごしている女性の分担領域には
かなりの重みがのしかかっていることに
今更ながら驚かされる。
 
 
 
その上大半の女性は、仕事を抱えており
育児や家事労働と両立せざるをえないのが現状で 
改めて、子宮を受け持つ身の生き方や
暮らし方の重みを感じてしまう。
 
 
 
昨今の女性に関する社会的位置づけや
意識調査によれば、
日本は世界な経済先進国では
最下位のランキング甘んじている。
 
面々と続く男生優位のしきたりが
いまだに尾を引いたままの状況から
抜け出せずにいる。
 
 
 
しかしながら、
最近は少しずつ変化を見せ始めている。
 
具体的には
男性の育児休暇の取得を、
企業に義務付ける事で、
取りやすくしたり、
夫婦で育児休暇を計画的な合算で
長期化が可能になる等、
子供を産み育てる事は、
夫婦が共に協力しあっていくものだとの
認識が高まりつつある。
 
 
 
少子高齢化が確実に進む現在、
子供ができるだけ生みやすく、
育てやすい方向に行かなければ
日本の未来は厳しい。