15人の子供のうち 1人がヤングケアラー

少子高齢化が着実に進んでいるわが国!

 
現在の1億3000万人ほどの人口が
2050年頃には、1億人を下回ってしまう統計が
既に発表されて久しい!
 
そして行き着くところは6,000万人ぐらいに
減少してしまう社会の姿!
 
そんな状況の中で、目立ち始めたのは
病弱な親に代わって 家事全般を担ったり、
年老いた祖父や祖母の介護に追われたり、
幼い兄弟の世話をしたりする生活状況から、
学校にも行けずひたすら家族のために
家事労働全般を担う幼い子供たちの存在が
ヤングケアラーとして社会の深刻な課題として
浮上している。
 
 
 
公的な調査結果によると、
15人に1人は該当者がおり、
成長ざかりの子供を
過酷な条件下からの救済方法が
真剣に取りざたされている。
 
 
 
まず正確な状況把握のためには、
地域に何らかの問題を抱えている
世帯の有無の把握をすることからが第一歩、、、。
 
それには、
古くから地域で地道に支援活動をしてきた
民生委員の力を借りるのが最適かと思われる。
 
その上で地域が一体となって
きめ細やかなフォローをしながら、
最終的には行政の予算や執行を引き当てる方式が、
子供の状況を救済するのに、
向いているのではないかと推測する。
 
 
 
地域の問題は地域が使命感を発揮することが
今後ますます増加していく!
 
 
 
お互いが寄り添い、
補いあう心遣いこそが、
健気な子供にとって
何よりの味方になると確信します。
 
 
 
今年アカデミー賞に輝いた珠玉の名作 
コーダあいのうたは、
ハイスクールに通うルビーが
聾唖者の父と母そして兄の3人の日常生活を
助けているストーリーで、
早朝から漁業を営む両親との通訳をこなす姿が
赤裸々に訴えかけてくる!
 
が、教師によって声楽の才能を開花すべく
名門大学への進学を勧められる!
 
しかし両親たちから課せられた通訳の役割を抱え
苦悩の結果、自分の才能を伸ばすことに決意する、、、。
 
分かちがたい家族愛と
自分の夢を叶えるための旅立ちは、
心からその葛藤に魂が揺さぶられる‼️
 
 
 
この映画の素晴らしさは、
ハンディがあっても
漁業を事業として挑戦していく気迫と、
それを受け入れる協業仲間の認め合いの関係が
しっかりと描かれているのに涙が止まらなかった!
 
人生には乗り越えなければならない困難があり、
どんな困難も乗り越えられると言う励ましを、
観客に与えるこの映画は、
アカデミー賞の受賞後
人気が急上昇し、
家族連れで観る人たちが増えていると言う。