近く今久人で開催されるG7でも
対話型AIのChatGPTについて論議されるとの状況に、
開発者のオープンAI社やMicrosoftの経営陣が、
日本詣でに余念がない。
すでに、農水省が活用の検討を始めたし
一体何ができるのだろうか?
ネット上にある膨大な情報のAI生成による
正確な文章によるアウトプットは、
どこまで正確で、信頼がおけるのか、、、
高い利便性がビジネスや暮らしを
大きく変えると期待される一方、
教育分野への影響や情報流出、
プライバシー、侵害等への懸念も高まる!
ただし詳しい仕組みは公開されておらず、
ブラックボックスのまま!
また、開発者の新興企業オープンAI社は、
GPT-3から改良型のGPT-4を使っており、
無料提供と有料提供が用意されている。
GPTは、文章を生成するために、
事前訓練を行ったトランスフォーマーと言う意味合い。
そして、トランスフォーマーとは
Google社が2017年に開発した言語手法とされる。
原理的には、膨大な情報量から
予測した言葉を次々とつないでいくだけで、
文法を正確に理解しているわけではないとしながら、
そのつなぎ方が驚くほどうまく、
ここまでの精度のAIが
こんなに早く実現するとは、驚きだとしている。
2022年に発表されるやいなや
1億人以上のユーザが出現しており、
オープンAI社は今年3月
文章と画像の両方を生成できるGPT-4を公開しており、
専門家からは、各方面で本格的な活用のブームが
到来しつつあると指摘されている。
繰り返しになるが、教育分野での影響は
学生の教育のあり方そのものが揺らぎかねない!
東京大学の藤井学長は
今年の入学式の挨拶で、ChatGTPに触れて
大学教育では、創造性を含む基盤として
経験学習が重要である。と強調しており
AIに頼りすぎる弊害を指摘した。
さらには、
学習データに著作権のある文章が含まれていた場合、
ChatGPTが生成した表現に含まれている場合は、
著作権を侵害するリスクもある。
また、企業や研究内容の機密情報を書き込めば、
その情報が漏洩してしまう可能性も危惧される。
歴史的な転換期にある事は事実だが、
少なくとも、いちど立ち止まって、
極めて、短期間に起きた大きな変化にどう備えるか
十分に考えるべきとする専門家は強調する。